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あの子の「死」に対して、最初は何も感じなかった。
『・・・ああ、ついにこの日がやって来たのか・・・』と、それだけ。

その小さな体を抱き上げると、少し震えできた。
「死」に対しての恐怖さか、それども悲しさか、わからない。

気をつけながら、前に買って置きた真っ白なタオルで体を包んで
お腹が減らないように、大好きな餌も一緒に包んだ。

土を掘って、埋めて、さよならと言った。
涙も流れないのに、今この気持ちは何?

ごめんね、こんな駄目なご主人
ごめんね、そばに居られなくて

ありがとう、会えてよかった
ありがとう、過去の日々

さよなら、大好きだよ
さよなら、忘れないよ

どうか、どうか、あの子の魂が安らぎがありますように
どうか、どうか、あの子はもう苦しむが感じないように

ごめんね、ありがとう、さよなら、大好きだよ。

今度は、もっといい生活を送ってね
君に会えてよかった
私の、可愛い王子様・・・

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・・・切ないね
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